絵茶からのプチプチ派生話

「もっと自信持てよ。

　　　　　俺はそのままのお前がいいんだ」



的な！

絵茶新機能を堪能後に受けたリク「甘い絵」から
盛り上がってできたプチプチ文です。
SSにはうるさいよー！という方は即効回れ右。
ヘタであろうと見てみようという方は続きへどうぞ。

※注意：絵から話しが一部できただけのものなので
　　　　　最初からではありません。ご了承ください
--------------------------------------------------------------------

食事もあまり進まず、琴子は浴室でシャワーを浴びていた。
病院での失態、周囲の言葉・・。それは重く琴子を責めたてていた。
頭からシャワーをかぶり、大粒の涙を流すも、水滴とともに交わり、排水溝に消えていった。

「琴子」

入浴時間が気になった直樹が外から声をかけた。
しかし中からの反応はない。
のぼせてるのかと思い、浴室の扉を開けた。


「琴子・・・」
振り向かずただシャワーを頭から浴びてる琴子を見て
また何かあったのかと推測した。
「おい　風邪引くぞ。琴子。」

直樹は琴子の肩をつかみ、自分の方に振り向かせると
琴子は目を赤くして泣きじゃくっていた。
驚きはしたが、敢えて表情に出さずに直樹は自分を落ち着け
琴子に語りかけた。
「すげー目。・・・また何か言われたのか？」

すると琴子がうつむいたまま答えた。

「皆が、今の私は入江くんの迷惑だって・・・
もっとしっかりしないと離れちゃうって・・・。
仕事にかまけて栄養管理も忘れてたなんて・・・最低だよね。
私、入江くんの役に立つどころか、足を引っ張っちゃってる・・・！
パートナーどころか、奥さん失格だよ・・・！！」
そう答えると琴子は再び涙を流し始めた。

（またか・・・今回はきつくやられたようだな。）
半ばあきれて溜息をつきつつ、琴子の顔を自分の方に向かせた。
真っ赤な大きな瞳をまっすぐ捉え、宥める様に優しく言った。

「お前のドジなんて今に始まったことじゃないけど・・
　俺はお前を迷惑とは思ったことはないし、離れるつもりもない。
　　だから・・・もっと自信持てよ。」

そう言うと直樹は琴子の顔に一つ、また一つキスを落としていった。
「俺はそのままのお前がいいんだ。」
聞こえるか聞こえないかの声で囁いた直樹の声と暖かな一つ一つのキスで
琴子の心の痛みが少しずつ和らいでいく・・


そして、キスの雨が終わる頃には琴子はすっかり泣きやんでいた。
頬を赤らめ、まっすぐ見つめて微笑んでいる琴子に直樹は安心と愛おしさを感じた。
（・・・この笑顔に落とされたんだよな・・・）

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ここからはおまけです。


直「・・・ところでお前、今の自分の格好に気づいてるか？」

琴「え・・・って、あーーーーーーーーーーーーー！！！」

直「まだ自信が持てないようならここで証明してもいいんだけど（にっこり）」

琴「ちょ・・・！入江くん・・！まさか・・・！」

直「ちょうど脱ぐ手間も省けてることだし？
　　　しかもおふくろ達外出してるし？？
　　　たまにはベッド以外でもいいかもな？（にっこりにこにこ）」
　　　
琴「ひゃーーーーーーーーーーー！！！」



みたいな！